インフルエンザの意識障害と死亡者とは

最近ではインフルエンザの死亡者が増えていると言われています。特に子供や高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。そこで日ごろから予防を心がけることはもちろん、重症化を防ぐためにワクチンの接種を受けると良いでしょう。インフルエンザは重症化すると全身の合併症を起こすことで知られており、特にインフルエンザ脳症に注意が必要です。インフルエンザ脳症とはインフルエンザによって引き起こされる脳症のことであり、小さな子供に発症することが多くなっています。他のウィルスの感染でも脳症が起こることはありますが、この脳症はインフルエンザの時に最も起きやすいという特徴があります。また、日本での発症例が多く、欧米での報告は非常に少なくなっています。インフルエンザ脳症は熱が上がってすぐに症状が出ることが多く、痙攣や意識障害、異常行動などの症状が現れます。痙攣は1分程度の短いものから20分以上続くような長いものまであります。回数も1回だけで終わることもあれば、何回も繰り返すこともあるため、しっかり確認しましょう。意識障害というのは眠ったような状態になることであり、呼びかけても反応しなくなります。異常行動とは普段とは違う言動をすることであり、意味不明なことを言ったり、理由もないのに怯えたりすることもあります。子供がインフルエンザ脳症にかかった場合、約半数が亡くなったり後遺症が残ったりしてしまいます。後遺症については比較的軽いこともありますが、中には重い後遺症が残ってしまうこともあります。知能低下や運動麻痺、嚥下障害などの後遺症が多く、そのような後遺症が残ってしまったらリハビリテーションが行われることになります。

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