抗インフルエンザ薬による低体温症と厚生労働省

インフルエンザと低体温には、免疫機能やタミフルの副作用など密接な関係があります。日本人の場合、体温が36.5度の時が最も免疫機能が効率良く機能するとされ、体温が1度低下する毎に免疫機能が20%~30%低下する為、体温が35度台の人は風邪やインフルエンザの発症リスクが高いとされています。
インフルエンザ治療薬として処方されているタミフルは、発症後48時間以内に服用する事でウィルス増殖を阻害する効果や新型インフルエンザに対する有効性などが認められ、厚生労働省を中心とする国や地方自治体を合わせてタミフルだけで5,000万人分以上の備蓄が行われています。タミフルは、ウイルス増殖を阻害するノイラミニダーゼ阻害薬であり、基本的に解熱効果や鎮痛効果は全くないとされ、熱や頭痛などの症状には解熱剤や鎮痛剤などによる対症療法が必要とされています。しかし、タミフルは、厚生労働省が否定したタミフルの服用による異常行動以外に、タミフルの服用による副作用として低体温症が報告されています。タミフルは、服用すると何らかの作用機序により体温中枢が薬理効果の影響を受けてしまい、34度以下という極度の低体温症が引き起こされてしまいます。更に低体温症の影響により統合中枢や呼吸中枢も影響を受けてしまい、異常行動や呼吸困難、呼吸機能の停止による突然死などを引き起こすリスクがあります。その為、インフルエンザ特有の突然の38度を超える高熱が平熱に戻りなったとしても、ウイルスが体内に残存しているので気を付ける必要があります。又、インフルエンザは、完治したと思っていても2週間後に合併症を併発するケースもあるので、特に子供の動向を注意深く見守る必要があります。

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